YouTube始めました
What's up?
ご無沙汰しております。
このたびYouTubeのチャンネルを作成しました。
まだまだ始めたばかりではありますが、ゲームを紹介するにあたって写真よりも動画の方が伝わりやすのではないかとの判断です。
正直ブログを作成するよりも動画の方が手間も時間もかかりますが少しでも伝わればと思いますので引き続きよろしくお願いいたします。
チャンネルはこちらになります
↓↓↓
R-TYPE Ⅱ ~PCエンジン~
発売日:1988年6月3日
メーカー:ハドソン
定価:4,900円
今回はR-TYPEⅡの紹介になりますが、アーケードなどであったR-TYPEの続編ではなくPCエンジン版において初代R-TYPEが容量の問題でⅠとⅡの2枚組なってしまった際の後半パートにあたるⅡになります。
前作(と言っていいのかどうかは不明ですが^^;)が当時としては信じられない再現度だったⅠに対してⅡはどのような出来だったのでしょうか?
早速見ていきたいと思います。
Ⅰの最後に表示されたパスワードを入力するとⅠのクリア時の状態からゲームを再開することが出来ます。
今回は面倒だったので入力はなしでプレイしました^^;
Ⅰがステージ4で終了しているので当然?ステージ5からの開始となります。
ステージ5の特徴はなんといってもこの竜みたいなムーラの存在ですね。
ちなみにこのステージはきちんと二重スクロールしているようには見えますが、PCエンジンでは二重スクロールはサポートされていないのでラインスクロールで処理されています。その為に背景が少し簡略化されていますね。
見せ場である上下で二匹のムーラが登場するシーンも豪快にチラつかせながらしっかりと再現されています。
ただ、Ⅰと同様に少し上下に画面がスクロールしてしまうので二匹が綺麗に見えないのが残念ですね。。。
その他のシーンも問題なく再現されています。
ステージ5のボス”ベルメイト”。
無数の肉塊に覆われており、それを飛ばして攻撃してきます。
肉塊の一つ一つが非常に硬く、フルパワーの波動砲一撃分位の固さがあります。
当然ですが肉塊が減ってくるにつれて、どんどんと弱体化していきます。
続いてステージ6ですね。
ステージ6の特徴といえばなんといってもドップの存在ですね。
画像の中のようにステージ内を無数に移動しまくる非常にやっかいな存在でドップの動きを覚えないとクリアするのはまず無理だと思います。
画面上部の無限?に雑魚キャラが沸くところも豪快にチラつかせながら再現されています。それでも処理速度はまったく落ちないのでPCエンジンのCPUパワーは流石ですね!
このステージはボスがいないのでステージ終点で大量のドップ出現場所を超えればステージクリアです!!
と思ったら画面がスクロールして・・・
謎のボスキャラが登場!
実はPCエンジン版のみのボス”ヤジュー”が登場します。
実はこれアーケード版では没になったボスのようですがPCエンジンで見事に復活を果たしました。
戦い方を知らないと苦戦を強いられますが、この位置まで自キャラを持ってこれれば後は楽勝です^^
続いてステージ7のごみ捨て場ですね。
マスターシステム版の紹介の時も書いたと思うのですが、なぜごみ捨て場を通っていくのでしょうね?
裏道かショートカットなのかな??
このステージはそんなに大きな特徴はないのですが、敵の動きと弾が格段に速くなっているので非常に難易度の高いステージになっています。
後ろから迫ってくる謎のパーツがこのステージのギミックですかね?
ステージ7のボス”ブロンク”。
産廃処理場での戦いになります。
画面上部からごみとなった雑魚キャラが降ってくるのですが、その中にパワーアップアイテムを落とす敵も混じっているのが面白いところです。
ボスのブロンク自体は攻撃してこないので青色のクリスタルの部分に波動砲をぶち込んであげましょう。
いよいよ最終のステージ8。
この不気味な空間をひたすら進んでいきます。
途中で出現するこの青い風車みたいな敵は無敵なので躱すしかありません。
ステージ自体は短めでラスボスである”バイド”の登場。
バイドの前面には触手のような壁があるので攻撃は入りません。
触手が開いた瞬間に無敵の青い風車みたいな敵を出してきますが、そのタイミングでこちらもフォースを中にぶち込んでやりましょう。
あとは敵を躱しながらひたすら連打です。
無事にラスボスのバイドを撃破しました!
エンディングは非常に短めで無数のカラフルなR-9(自機)が飛び交う中にメッセージが流れて終了になります。
残念ながらお約束のスタッフロールは無しでした。
最後に2週目のステージ1用のパスワードが流れて終了となります。
Ⅰに続いてⅡも非常にレベルの高い移植になっており、当時はⅠとⅡの2本組に分かれてしまったこと以外で文句を言う人は殆どいなかったのではないかと思います。
実際にPCエンジン初期のキラータイトルとしては十分の働きをしたとも思います。
売上以上に移植度の高さ、家庭でアーケードのゲームが遜色なく出来るといった謳い文句が見事に証明されていますからね。
ただ、あまりいないとは思いますが何も知らずにいきなりR-TYPEⅡから買ってしまうとめちゃくちゃ難易度の高いゲームだとがっかりすることは間違いないのでそこだけは注意したいところですね。
後にCDロムロムでⅠとⅡが一本に収まった完全版みたいなのが発売されますが、私の友人曰く、Huカード版の方がしっかりと移植されているとのことです。(なんでもNECから本体性能の規制をかけられる前に開発されているので、結構むちゃなことをHuカード版はしており、CDロムロム版は規制後で修正が入っているとのことです。わかる方がいたら検証してみて下さいね)
お疲れ様でしたっ!!
R-TYPE Ⅰ ~PCエンジン~
発売日:1988年3月25日
メーカー:ハドソン
定価:4,900円
PCエンジンのローンチには間に合わなかったものの、アーケードで人気のシューティングゲームが自宅で遊べるということで発売前から大きな話題になったPCエンジン版のR-TYPE。
元々はアイレムの作品ですがPCエンジン版への移植はハドソンが行っています。
早速見ていきましょう!
ゲームスタートです!
画面内に残機と得点、波動砲のゲージがキチンと表示されているのが確認できます。
このゲームの核の一つである”波動砲”。
画面下のゲージを溜めることで発射することのできる強力な溜め撃ちです。
溜める長さによって威力が変化します。
そしてもう一つの核となる”フォース”です。
基本的に無敵で着脱が可能。また前後にも付け替えることができるのでフォースの使い方が攻略のカギとなります。
ステージ1。
さすがはPCエンジン。上下に少し画面がスクロールしてしまいますが、アーケード版と比べても遜色のない出来となっています。
ステージ1の名所である砲台も綺麗に再現されていますね^^
ちなみに青いクリスタルの砲台を破壊すれば全ての砲台が誘爆で破壊できます。
ステージ1の名所2ですね。
個人的にこの場所がかっこよくて好きです。
そして、あまりにも有名すぎるステージ1のボス”ドブケラドプス”。
腹部中央の顔が弱点なので、出現に合わせて波動砲を撃ち込んでやりましょう!
グロテスクな印象のステージ2です。
当時ファミコンやセガマークⅢしか無かった時代にこのレベルのグラフィックは本当に脅威でしたね。
この巨大蛇も若干のチラつきが発生するものの上手に再現されています。
この蛇の輪の中に入って凌ぐっていうのも当時としては斬新でしたね!
色々な物議を醸しだしたステージ2のボス”ゴマンダー”。
ボス自体は攻撃はしてこないので弱点である目玉のようなクリスタルに波動砲を当てれば一撃で倒せますし、装備が整っていれば画面左下にいるだけでそのうち自爆します。
マスターシステム(セガマークⅢ)版の紹介の時も書いたかと思いますが、後のシューティングゲームに多大なる影響を与えたステージ3。
ステージがまるまる巨大戦艦になっています。
PCエンジンは背景が1枚しかないので巨大戦艦を背景で書いていると思いますが、きちんと画面上下も表示しています。(ラインスクロールとスプライトの組み合わせかな?)
この辺りからフォースを上手く前後に付け替えていかないと攻略が厳しくなってきます。
ボスの弱点は画像左あたりのところに目玉?が出現するので波動砲を当てればOKです。
ステージ4はドットステージになります。
ドットは破壊可能ですが、対地レーザーや反射レーザーでは破壊できないので対空レーザーで進んでいくのが良いでしょう。
このステージもフォースと波動砲を上手に使わないと攻略は厳しいです。
特にフォースの無敵を利用してドットを破壊するようにしましょう。
ステージ4のボス”コンバイラー”。
マスターシステム版では動きがガタガタになってしまっていましたが、PCエンジン版では非常にスムーズに動きます。
分離後も綺麗な動きをします。
ステージ4のボスを倒したところでPCエンジン版のオリジナル演出が入ります。
一旦基地に戻って・・・
パスワードが表示されます。
そう、なんとPCエンジン版のR-TYPEⅠはここで終了になります。
当時のHuカードでは容量が足りなくて、PCエンジン版のR-TYPEはⅠとⅡに分かれての発売になってしまったのです。
シューティングゲームなのに4ステージしか入っていないなんて今思えば非常に短い内容だったのですが、当時はそんなことよりも最新アーケードゲームの移植度の高さに度肝を抜かれてそんな事は全く気にならなかったですね^^;
一つの作品が一本のソフトに収まらなかった事・・・、ここが唯一マスターシステム版に負けているところだと思います。
ちなみにこの後は2週目のステージ1が始まりますよ!
エレメンタルマスター ~メガドライブ~
今回はメガドライブのエレメンタルマスターを紹介します。
発売日:1990年12月14日
メーカー:テクノソフト
定価:6,800円
サンダーフォースⅢで技術力の高さを見せつけてノリにノッていたテクノソフトが放ったメガドライブのオリジナルシューティングゲーム。
シューティングゲームにしては物語重視の凝った作りになっている作品に仕上がっています。
早速見ていきましょう!
ゲームを開始するといきなりラスボスと対峙しているシーンから始まります。
ラスボスは骸羅王っていうのですね。
しかし、骸羅王がマスクを外すと・・・
なんと実の兄という設定!(良くある話ですが・・・^^;)
というわけで、この時点では取り逃がしてしまう兄を追いかけるような感じでゲームがスタートします。
テクノソフトではお馴染みの前半のステージは任意で選択することができます。
今作ではエレメンタルである火・風・土・水の4ステージからの選択になりますね。
ステージをクリアするごとに使用できる武器が増えていくので戦略性はありますが、別にどのステージから始めても問題ないと個人的には思います。
まずは火のステージから初めていきます。
このゲームの基本としてボタンによって前方と後方にショットを撃つことができます。
初期武器の最初の時点ではできませんが、ボタンを押しっぱなしで溜め撃ちもできます。
サンダーフォースと違い、ライフ制になっているのと難易度も抑えられているので非常に快適に遊ぶことができます。
(まだ序盤なので当然ですが)
ステージの後半は火山地帯になります。
ただ、ステージ自体は長くなく、どちらかと言うと短い印象ですね。
ステージ1のボス。
さすがのテクノソフトといった感じで、大きなキャラが綺麗なグラフィックでガンガン動きます。
グラフィックもサンダーフォースⅢを踏襲した感じで綺麗ですよね。
どのステージから初めても最初のステージをクリアすると妖精ニーネとの出会いのシーンが入ります。
ステージ2は風のステージ。
水っぽく見えなくもないですが風ですw。
途中で風に吹かれて動きが鈍くなる箇所もあるので風なんです!
ちなみに、ステージをクリアしたことによって使える武器が1種類増えています。
武器はサンダーフォースシリーズと同様に任意で切り替えて使用しますが、そんなに拘らなくても好きな武器で進んでいけば大丈夫です^^。
ステージの後半は左右の壁が移動して迫ってきます。
ドラゴンスピリッツに似たようのステージが・・・
ステージ2のボス。
二本首のドラゴンですね。ボスが攻撃している口にしかダメージが通らないので厄介です。
続いてのステージは地のステージです。
ステージクリアによって更に使える武器が増えました。
しかし、ステージクリアすると使える武器は増えるのですが、何故かパワーアップしていた効果は無くなってしまいます^^;。
ちなみに2つ目の武器からは溜め撃ち攻撃を放つことができます。
最初の武器は・・・お楽しみです!
このステージは地面から角みたいなのが生えてきたりはするのですが、比較的オーソドックスなステージですね。
ボスはハリネズミみたいなボスです。
トゲで攻撃もしてきますが、どちらかというと体当たり攻撃がメインですね。
ただ、このボスは身体全体に当たり判定があるので非常に戦いやすいボスです。
次のステージは水です。
地みたいですが水なんです!
ここで入手された武器が正面というか武器線上の威力が非常に高い武器になります。
当てにくいのが欠点ですが有能な武器ですよ!
後半は水面に足元を取られながら進んでいきます。
(ね、水ステージでしょ?)
ボスは蛇のような敵です。
頭にしか当たり判定がないので非常に戦い辛い相手になります。
ボスを倒すと間髪入れずに次のステージが始まります。
前半の4ステージを全てクリアしたことによって一応武器が全て揃いました。
この辺りまで来ると敵の攻撃もさすがに激しくなってきます。
ここの鉄球の演出が個人的に好きです。
神殿のような場所でボスの片腕の一人であるグラスとの戦闘になります。
登場シーンが用意されているのはさすがですね!
なかなかに禍々しいヤツです。
このボスも攻撃中の顔にしか当たり判定がないのでダメージを与えづらいボスです。
グラスを倒すと・・・
イベントが発生して、実はニーネが神々の力を授ける指輪の化身で勇者を探していたことを打ち明けられます。
神々の力をゲット!
ここで初期装備の武器が溜め攻撃を出来るようになりゴン太レーザーを発射することが出来ます。
もちろん後方にも発射可能です。
これ以降のボスはこの武器しかダメージが通りません!(多分)
遺跡のようなステージを進んでいきます。
敵の攻撃も激しいですし、鉄球もかなり厄介です。
ナンバー2のサロメ登場。
なかなかに強い敵ですが、弱点の顔にはいつでもダメージが通るのでゴン太レーザーをぶち込んでやりましょう!!
そんなに固くはないので以外とあっさりと決着がつくと思います。
いよいよ最終ステージです。
このステージは・・・
ボスキャラのオンパレードステージです。
そして・・・
骸羅王の登場!
第一形態はそのまま戦います。
ムッ!?
暗黒版のゴン太レーザーを撃ってきます!
さすが骸羅王!!
倒した!と思ったら・・・
当たり前の第二形態。
まぁ強いのですが、当たり判定が大きいので戦いやすいかな?
そして第三形態・・・
まさかの特記なしですw。
無事に撃破っ!!
兄さーんっ!
駆け寄るラディン(やったのはラディンです)。
ここからはエンディングです。
くどいようですが、ロキ兄さんをやったのはラディンです。
何故かいきなり王様登場。
捕まっていたなんて一言も聞いてませんけど・・・!?
お約束のスタッフロールで・・・
お疲れ様でしたっ!
今回はメガドライブのエレメンタルマスターを紹介しました。
綺麗なグラフィックに巨大なキャラ、テクノソフトが絶頂期の頃に開発されたゲームだけあって申し分のない出来です。
難易度も非常にバランスよく作られていると思います。
こんな一言で片づけてしまうのは勿体ないのですが、縦スクロール版のサンダーフォースⅢというと非常にスッキリとします。
このゲームは非常に出来が良いのですが、他機種に移植やメガドライブミニにも収録されていないのでしたっけ?
非常に勿体ないです・・・。
今、遊ぶとしたら実機しかないのかも知れませんが傑作シューティングなので是非プレイしていただきたいと思います。
THE 功夫 ~PCエンジン~
発売日:1987年11月21日
メーカー:ハドソン
定価:4,900円
元々はPCエンジンのローンチタイトルの予定でしたが、発売直前でなにかしらの重大なバグが見つかったそうでローンチに間に合わなかったソフト。
なので、ローンチに間に合わなかったにも関わらずソフトのナンバリングが”1”になっています。
当時ファミコン全盛期に発売された次世代型PCエンジンの性能を見せつける為(だけ)に開発されたであろう功夫はどんなゲームだったのでしょうか?
早速見ていきましょう!!
!!!
ファミコンでは考えられなかった巨大なキャラクターが画面狭しと動き回り、PCエンジンの同時発色の多さも重なって当時では信じられない迫力のゲームとなっています。
ちなみにゲームは準強制横スクロールのアクションゲームで一言で言うとキャラが大きくなって、画面が綺麗になったスパルタンXです。
お分かりいただけるでしょうか?
キャラクターが巨大化したことによってアクションによって表情が変わるようになっています。
これも当時としては画期的なことでした。
この空中に浮いているウーロン茶やたまに飛んでくる障害物等を破壊すると・・・
パワーアップ!と出てライフが少し増えます。
ライフが増えるだけでパンチ力があがったり防御力が上がったりするわけではないのが残念です。
全4ステージで、各ステージが3エリアに分かれています。
それぞれのエリアの最後でボスと一対一の対決を行います。
ボス戦のみですが必殺技も用意されており、無抵抗で敵の攻撃を2発受けてからパンチを押すと相手の体力を3奪う”デカパンチ”と3発受けてからパンチを押すと百裂拳が出せます。百裂拳はボスが前進してくる際に出せば一気に体力を奪うことが出来る強烈な技で、まさに肉を切らせて骨を断つといった感じですね!
ボスを倒すとエリアクリアです。
ただ容量が足りなかったのでしょうね・・・
やたらとボスの色変えが多いのが目立ちます。
エリア2とエリア3のボスですが見事に色が変わっただけの見た目です。
攻撃は若干異なりますけどね^^;
初期の頃のドラクエを思い出させる色変え作戦です。
ちなみに雑魚キャラは・・・
グレーの人
主人公の手前で屈むという1人時間差を行う緑の人
耐久力が通常の3倍である赤い人・・・
以上です!!
なんと雑魚キャラ3種類と障害物のみでゲームが進んで行くという斬新な構成になっています。
各ステージをクリアするとボーナスステージがあります。
ヌンチャクを振り回しつつ、ゲージがMAXのところでボタンを押すと壺が破壊できます。
ボーナスゲームなので失敗してもペナルティはありません。
しかしボーナスが賞与って・・・(笑)
ステージ2のボスは女性キャラが2人と・・・
なんと主人公の色変えまで登場!
どんだけ容量ギリギリなんだって突っ込みたくなります^^;
(兄弟とかなんとか言ってしまえばOK)
ステージ3では(仮想)ブルースリー対ジャッキーチェンの対決が実現します。
映画”酔拳”を思いだしますね!
そして最終のステージ4は洞窟の中を進みます。
エリア1のボスは・・・
銀色の自分!!
エリア2のボスは・・・
金色のジャッキー!!
そしてラスボスの前では巨大な岩が押し寄せてきます。
パンチやキックで跳ね返しましょう。
そして、こいつがラスボスです。
映画”酔拳”の師匠ですね!
あらゆる拳法の使い手という設定のようですが酒飲んでる時点で酔拳しか使えないと思うのですが・・・^^;
ラスボスを倒すと洞くつの崩壊がはじまります。
夜明けと共に思い返されるボス達との死闘・・・
エンディングの始まりです。
名前ふざけすぎっ!!(笑)
再会の文字とともに2週目が始まります。
ちなみに3週すると”GIVE UP!”と表示されてゲーム終了となります。
お疲れ様でしたっ!!
PCエンジンのローンチタイトルとしていただけにPCエンジンの性能デモンストレーション的な意味合いが非常に強い功夫ですが、それでもファミコンかセガマーク3くらいしかなかった時代にこのゲームは非常に強いインパクトを与えたと思います。
ゲーム自体はキャラが左を向けなかったりスクロールを止めることは出来ても戻すことは出来なかったりと色々と不満もあったりします(最初にスパルタンXと書きましたが、ゲーム性だけならスパルタンXの方が全然面白いです)が、確実に次世代に入ったということを証明したゲームだと思っています。
想像してみて下さい、このゲームより前の家庭用ゲームはファミコンクラスのグラフィックしかなかったことを・・・PCエンジンなら自宅でこんな巨大なキャラをこんな綺麗なグラフィックで遊べるんですよ!!
十分すぎる説得力ではないでしょうか??
ドラゴンスピリット ~PCエンジン~
発売日:1988年12月16日
メーカー:ナムコ
定価:5,500円
同名アーケードタイトルからの移植作。
アーケード版はプレイしたことがないので比較は出来ませんが、他のサイトの情報より後半のステージが削られているものの概ね良好の移植作のようです。
個人的な印象としてはR-TYPEの影に隠れてしまった感が非常にあるこの作品ですが実際はどうだったのでしょうか?
早速見ていきましょう!!
主人公がドラゴンに変身して、さらわれたお姫様を助けにいくストーリーなのですが、冒頭のドラゴンに変身するシーンがまるまるカットされているので目的がさっぱりわからずにゲーム開始になります^^;
システムとしては対空と対地に攻撃が分かれているゼビウスタイプのシステムになります。
またアイテムを取る事でドラゴンの首の数が増えたり(最大3本)、火力が上がったりします。
地上に配置されている卵や点滅している敵キャラを倒すとパワーアップアイテムが出ます。
青いアイテムを取ると首の本数が増えて攻撃力が非常に強くなるのですが・・・
自キャラがこんなにも大きくなってしまい当たり判定がめちゃくちゃ大きくなってしまうので首3本にするのは非常に危険です^^;
エリア1は颯爽と駆け抜けるようなBGMと共にサクサクと進んで行くドラゴンスピリットの最大の特徴である爽快感を存分に楽しむことの出来る軽快なエリアになっています。
エリア1のボス”プレシオザウルス”。
最初のボスだけあって、ドラゴンの火力が育っていれば瞬殺できます。
エリア2の特徴は何と言っても後半の火山地帯ですね!
噴火している火山には当たり判定があるので注意が必要です。
エリア2のボス”ラウンドフィーニックス”。
周りをぐるぐる回っている溶岩が非常に避けづらいです。
こいつもドラゴンの火力が強ければ瞬殺できますので苦労する前に倒してしまいましょう!
エリア3は密林地帯です。
画面が非常に綺麗なエリアですね!
途中で触手が伸びてくる敵キャラや、
ハチの巣等のジャングルチックな敵キャラが多くて個人的に好きなエリアです。
エリア3のボス”グリテリアス”。
本体である花には攻撃判定はなく、周りに配置された卵のようなものを対地砲で全て破壊すれば撃破となります。
卵のようなものは最初から当たり判定があるのでボスの攻撃が始まる前に壊せるだけ壊して有利に進めましょう!
エリア4の前半は砂漠地帯からの開始になります。
後半は洞窟地帯になりますが、これと言って大きな特徴はないエリアですね。
エリア4のボス”デスガーデアン”。
中心にある青い魂のような箇所が弱点。
バラバラに飛び散った際に人魂のような攻撃をしてきますが、その時に弱点が丸だしになるので一気に仕留めてしまいましょう!
エリア5は続いて洞窟地帯なのですが・・・
画像だから解らないのですが、左右の壁が動いて通路幅を変更させます。
当時のゲーム雑誌にも書かれていたのですが、背景スクロールを1枚しか持っていないPCエンジンでどうやって再現したのでしょうか?
上の画像で残機表示と自キャラ、背景の壁が並んだ時に残機表示に枠が出るあたりに何か秘密がありそうな気がしますが・・・??
エリア5のボス”ペーレントスパイダー”。
蜘蛛の巣を張られたら対空で除去しながら、ボス本体は対地で攻撃を与えていきましょう。
エリア6は雪原地帯。
非常にグラフィックの綺麗なエリアですね!
エリア6のボス”グビラ”。
頭から火炎攻撃をして、素早く画面を動き回ります。
気分は2D版スペースハリアーですね!(謎)
エリア7は神殿の中を進んでいきます。
画像にも映っていますが、途中に出てくる石像をもう少しカッコよく描いてくれると良かったのに・・・という印象。
(アーケード版がどうなのかは分からないので、忠実に移植されていたらすいません・・・^^;)
途中でやたらとパワーアップアイテムを出す敵キャラがいる場面があります。
(中にはパワーダウンするドクロのアイテムも出ますので注意)
エリア7のボス”ヒュドラー”。
三つ首で攻撃してきますが、1本1本の耐久力は弱いので一気に倒してしまいましょう!
エリア8も引き続き神殿を進んで行きます。
ちょっと調べたのですが、アーケード版のエリア7とエリア8がカットされて、最終のエリア9をPCエンジン版は2エリアに分けてあるみたいですね。
途中で壁から槍が突き刺してくる箇所が印象的でした。
エリア8のボスでラスボスの”魔王ザウエル”。
青い鎌のようなもので攻撃してきます。
途中でスピードアップのアイテムを取っていないと速度的に躱すのが困難になります。
鎌のようなものを飛ばしている間だけ頭にダメージが入りますがなかなか硬いので根気よく闘いましょう!
無事に魔王ザウエルを倒すと奥に進んで行き、お姫様の登場!
ドラゴンから人間に戻って・・・
ハッピーエンドっ!!
・・・なのですが、冒頭のドラゴンに変身するシーンがまるまるカットされているせいで何のことかイマイチ良く解りません^^;
事前に物語を頭に入れておきましょう!w
エンドロールが流れて・・・
お約束のスタッフロール!
これで終わりかと思いきや・・・
何故かナムコの歴代家庭用ゲームが紹介されます。
何ででしょう!?
そしてTHE END!
お疲れ様でした!!
アーケード版から1年ちょっとしてからの移植になり、その数か月前にはX68000でも発売されていたにも関わらず、何か印象の薄いゲームだったドラゴンスピリット。
ゲーム内容は非常に遊びやすく、丁寧に作られているのですが、どことなく地味で綺麗にまとまりすぎていてクセが無さすぎる、本当に優等生のような印象のゲームでした。
ファミコンにも移植されているので知名度は高く、名前は知っているという人も多いのではないかと思います。
みんな大好きなPCエンジンミニにも収録されているので一度プレイされてみたら如何でしょう?
R-TYPE ~セガマークⅢ~
発売日:1988年10月1日
定価:5,800円
アーケードの人気シューティングゲームのセガマークⅢへの移植作。
当時はPCエンジンでアーケード版と遜色のない移植が話題になっていた中で、性能的には大きく劣るマークⅢでどうやって再現したのでしょうか?
当時としては大容量の4メガ(ビット)を採用して、PCエンジン版とは違ってⅠとⅡに別れてなんかいないよ!っていうのが大きな売りでした。
開発もシューティングゲームの製作では定評のあったコンパイルが担当しています。
早速見ていきましょう!!
画面内に波動砲のゲージと得点、残機表示は無くなっています。
波動砲ゲージがないのに最初は違和感を覚えますが、溜まり具合は音でわかるのですぐに慣れると思います。
1つ1つの砲台が小さくはなっていますがステージ1の名物シーンも見事に再現しています。
背景に関しては凄く綺麗に描かれています。
ボス戦では残念ながら背景は消えてしまいますが、時間が経過するとボスが前面に迫ってくる演出もしっかりと再現されています。
色数の少なさの影響でよりグロテスクに表現されていますね。
ステージをクリアすると得点と残機が表示されます。
ステージ2もご覧の再現度です。
ちょっと枠が付いていますね。
全体的にキャラが小さいものの、これでもかって位に敵が出現します。
チラつき?何それ、美味しいの??
って位に容赦なくチラつきますがステージの名物キャラもしっかりと再現。
あれ?ボスがいない・・・
背景が消えてボスが出現。
このボスが色数の少なさのせいで本当にグロテスクでトラウマになりそうです・・・
ステージ3の開始直後は背景が表示されますがすぐに消えてしまいます。
最初からなくてもいいような気がしますが、演出としては良いと思います。
各シューティングゲームに多大なる影響を与えた巨大戦艦の登場です!
なんか妙に緑です・・・
巨大戦艦自体は当然背景で描かれていると思うのですが色数に制限がかかっているのでしょうね。
最後にちょこっと後ろにスクロールするのも再現されています。
というか、基本的にアーケード版の攻略がそのまま使えるレベルの移植です!!
ステージ4のドットもしっかりと再現。
ドットも背景で処理されているのでしょうが、ここまで動かせるのが素直に凄いと思います。
ボスもしっかりとこの大きさで登場!
残念ながら動きはガタガタですが、それはご愛嬌ということでw。
ちなみにステージ4の最大の目玉!
画像上の左側にある柱に後ろから突っ込むと・・・
オリジナルの隠しステージである”スーパーステージ”へと突入します!
R-TYPEの世界観を残しつつもコンパイルらしさが全開に出ているステージですね。
個人的には大好きです。
ボスはなんかグラディウスっぽい気もしますがカッコいいですね。
ちなみに隠しステージの敵はみんな異様に硬いです。
これもコンパイルらしさですね。
スーパーステージをクリアすると自動的にステージ4をクリアした扱いになります。
どちらを選ぶかはプレイヤー次第です。
ステージ5。
背景が本当にグロテスクなのと、しっかりとムーラも登場。
もうやめて~って位にチラつきます・・・
(処理落ちしないっていうかクラッシュしないのが不思議・・・)
チラつきすぎて何も見えないじゃんって話ですが、中盤にムーラが上と下に2体同時に出てくるシーンも力技で再現されています。
大きさは控えめになっていますが、こいつら(名前知りません^^;)もしっかりと登場します。
さすがに背景は消えますがボスもしっかりと登場します。
普通ならオリジナルボスとかなんとか言って差し替えると思うのですがそんなヌルイことは一切しませんっ!
ステージ5のドップもしっかりと登場。
ドップは後ろからの波動砲が通りやすくなっているので倒しやすくなっています。
その影響もあって他機種版よりは難易度が少し下がっているように感じます。
もはやチラついていて画像では解りませんが、上部に敵がワラワラと出現するところもしっかりと再現されています。
なぜ処理落ちをしないのか不思議で仕方ないです。
このステージはボスがいないので最後はドップが大量に出現します。
ちょっと見てみたのですが、当時出現は3体まででした。
それがアーケード版より少ないのかどうかは不明ですが・・・
ステージ7はゴミ処理場です。
これでもかって位に敵が出現して、これでもかって位にチラつきます。
でも、このステージって難しいのですが、大きな印象の残らないステージなんですよね・・・^^;
しかしっ!
このステージは演出の関係もあるのでボス戦でも背景が消えません!
本当に凄すぎると思いませんか?
これ、セガマークⅢで動いているんですよ!?
いよいよ最終ステージです。
このステージはボスまで大きな演出がない穏やかなステージですね。
途中で出現する無敵の青い風車もしっかりと登場します。
こいつがラスボスのバイドです。
ここも演出上背景が消えたりはしません。
撃破した瞬間に背景がサッと書き換えられます。
なかなか見物のシーンですよw
エンドロールが流れて・・・
ゲームクリアっ!!
スタッフロールは無く、そのまま2週目へと突入します。
メガドライブの発売を目前に控えて、マークⅢの解析を殆ど完了している中での製作であったにしても、ここまで忠実に再現されているのに本当にビックリです。
コンパイルの高い技術力によって妥協することなく力業で強引に移植したって言えば簡単に聞こえますが、単純に力業だけではこんなにスムーズに動かないと思います。
本当にギリギリのところで調整したんだろうな~って感心してしまいますね。
しかもPCエンジン版がⅠとⅡの2本に別れてしまったのに対して1本に納めた+オリジナルステージまで入れているところに気合を感じます。
移植度の高さで言えば当然PCエンジン版の方が圧倒的に上ですよ。そんなことは誰だって解っていると思います。
ただ、セガマークⅢでアーケード版と同じ感覚でプレイできるR-TYPEを作ったというところを是非楽しんで欲しいと思います。