R-TYPE Ⅰ ~PCエンジン~
発売日:1988年3月25日
メーカー:ハドソン
定価:4,900円
PCエンジンのローンチには間に合わなかったものの、アーケードで人気のシューティングゲームが自宅で遊べるということで発売前から大きな話題になったPCエンジン版のR-TYPE。
元々はアイレムの作品ですがPCエンジン版への移植はハドソンが行っています。
早速見ていきましょう!
ゲームスタートです!
画面内に残機と得点、波動砲のゲージがキチンと表示されているのが確認できます。
このゲームの核の一つである”波動砲”。
画面下のゲージを溜めることで発射することのできる強力な溜め撃ちです。
溜める長さによって威力が変化します。
そしてもう一つの核となる”フォース”です。
基本的に無敵で着脱が可能。また前後にも付け替えることができるのでフォースの使い方が攻略のカギとなります。
ステージ1。
さすがはPCエンジン。上下に少し画面がスクロールしてしまいますが、アーケード版と比べても遜色のない出来となっています。
ステージ1の名所である砲台も綺麗に再現されていますね^^
ちなみに青いクリスタルの砲台を破壊すれば全ての砲台が誘爆で破壊できます。
ステージ1の名所2ですね。
個人的にこの場所がかっこよくて好きです。
そして、あまりにも有名すぎるステージ1のボス”ドブケラドプス”。
腹部中央の顔が弱点なので、出現に合わせて波動砲を撃ち込んでやりましょう!
グロテスクな印象のステージ2です。
当時ファミコンやセガマークⅢしか無かった時代にこのレベルのグラフィックは本当に脅威でしたね。
この巨大蛇も若干のチラつきが発生するものの上手に再現されています。
この蛇の輪の中に入って凌ぐっていうのも当時としては斬新でしたね!
色々な物議を醸しだしたステージ2のボス”ゴマンダー”。
ボス自体は攻撃はしてこないので弱点である目玉のようなクリスタルに波動砲を当てれば一撃で倒せますし、装備が整っていれば画面左下にいるだけでそのうち自爆します。
マスターシステム(セガマークⅢ)版の紹介の時も書いたかと思いますが、後のシューティングゲームに多大なる影響を与えたステージ3。
ステージがまるまる巨大戦艦になっています。
PCエンジンは背景が1枚しかないので巨大戦艦を背景で書いていると思いますが、きちんと画面上下も表示しています。(ラインスクロールとスプライトの組み合わせかな?)
この辺りからフォースを上手く前後に付け替えていかないと攻略が厳しくなってきます。
ボスの弱点は画像左あたりのところに目玉?が出現するので波動砲を当てればOKです。
ステージ4はドットステージになります。
ドットは破壊可能ですが、対地レーザーや反射レーザーでは破壊できないので対空レーザーで進んでいくのが良いでしょう。
このステージもフォースと波動砲を上手に使わないと攻略は厳しいです。
特にフォースの無敵を利用してドットを破壊するようにしましょう。
ステージ4のボス”コンバイラー”。
マスターシステム版では動きがガタガタになってしまっていましたが、PCエンジン版では非常にスムーズに動きます。
分離後も綺麗な動きをします。
ステージ4のボスを倒したところでPCエンジン版のオリジナル演出が入ります。
一旦基地に戻って・・・
パスワードが表示されます。
そう、なんとPCエンジン版のR-TYPEⅠはここで終了になります。
当時のHuカードでは容量が足りなくて、PCエンジン版のR-TYPEはⅠとⅡに分かれての発売になってしまったのです。
シューティングゲームなのに4ステージしか入っていないなんて今思えば非常に短い内容だったのですが、当時はそんなことよりも最新アーケードゲームの移植度の高さに度肝を抜かれてそんな事は全く気にならなかったですね^^;
一つの作品が一本のソフトに収まらなかった事・・・、ここが唯一マスターシステム版に負けているところだと思います。
ちなみにこの後は2週目のステージ1が始まりますよ!