サンダーフォースⅢ ~メガドライブ~
発売日:1990年6月8日
メーカー:テクノソフト
定価:6,800円
メガドライブを代表するシューティングであるサンダーフォースⅢ。
高度なプログラミング技術を持つテクノソフトが前作サンダーフォースⅡのメガドライブ移植の際にメガドライブの性能を全然生かし切れていないとの事で開発された今作は至るところに高度なプログラミング技術が見られる反面、高難易度ながらもパターンを把握すればノーミスクリアも可能という絶妙な難易度を保っている名作中の名作です。
早速紹介していきます!
最初のステージは5つの中から任意で選択することが出来ます。
それ以降は最初に選択したステージから順番に進んでいくことになります。
ステージ開始時にはステージ名とボス、ボスの弱点がインフォメーションされるカッコいい演出が入ります!
今回は一般的にステージ1とされているHYDRAから始めていきます。
ステージは森林をモチーフとしたステージですね。
このゲームの特徴として赤い敵を倒すと出現する武器を獲得して、その武器をシーンに合わせて任意で選択するというのが大きな特徴であって、最大の魅力です。
序盤から多関節キャラが多数登場しますが、もちろん処理落ちは一切しません!
ボス出現前には”EMERGENCY”の文字が警報とともに流れます。
なんかダライアスチックでいいですよね。
ボスのGargoyleです。
最初のステージからド迫力のカッコいい巨大ボスが登場します。
次のステージは火山地帯をモチーフとしたGORGON。
このステージは背景が常にラスタースクロールをしており、中盤ではラスタースクロールをしたまま高速スクロールをするという当時としてはとんでもない事をやっています!
強そうに見えるけど意外と見掛け倒しのこの敵キャラが好きです(笑)。
ボスのTwinVulcan。
こんなに大きなキャラが2体同時に画面をところ狭しと動き回ります。
次のステージは色使いが非常に美しいSEIREN。
海底をモチーフとしており、気泡が出る場所では自機に浮力がかかるという面白いギミックのあるステージです。
海底をモチーフにしているだけあり、ダライアス的な敵キャラが多数登場します。
中ボスもこんな感じで恐らくマンボウをモチーフにしていると思われます。
(ていうか絶対にマンボウ)
ボスのKingFish。
中々に激しい攻撃をしてきますがワイドショットを装備していれば敵弾を躱しながらも攻撃がヒットしてくれるので以外と楽に倒せます。
次のステージは岩山をモチーフにしたHAIDES。
このステージは背景の岩盤がスクロールして進路を塞ぐというギミックがあります。
最大でこんな状況まで追い込まれます。
行き止まり・・・かと思ったらバックして進路を戻すという斬新な演出もあり非常に楽しいステージです。
ボスのGiantLobstar。
何故かはわかりませんがエビっぽいボスキャラが登場。
次のステージは雪国をモチーフにしたELLIS。
このステージはあまり大きな特徴はないのですが基本的に常に斜めにスクロールしているステージになります。
中ボスはこんな感じ。
(急に雑)
このステージのボスはMobileFort。
この大きさで何がモバイルなのかは不明ですが迫力があって好きなボスです。
と、ここまでがスタート時に選択できるステージとなります。
いよいよここからが終盤戦となります。
シューティングゲームあるあるの巨大戦艦ステージCerberus。
ここに来てR-TYPEを彷彿とさせます(笑)。
戦艦の外周をぐるっと回ったら・・・
内部に突入して・・・
コアを破壊。
これでステージクリアです!
いよいよ実質的には最終ステージになるORNBASEに突入です。
ボスキャラのデータがNO DATAになっているのがカッコいいですね!
いわゆる敵の要塞内部ステージですね。
攻撃は相当激しいです。
中ボス的な関所が2か所登場します。
グラディウスでお馴染みのシャッターが閉じるシーンもありますが完全には閉まらないので安心して下さい。
ボスのBaseGuarder。
ハッキリ言ってかなり強いボスです。心して挑みましょう!
こいつを倒すと・・・
ORNBASEの中心部に当たるORNCOREに突入です。
ここはボスキャラとの対決のみとなります。
まずは名前すら良く解らない超強い中ボス。
(こいつの名前を解る方がいたら教えて下さい)
この中ボスを倒すと・・・
今までよりも重厚な警報音が流れて・・・
ラスボスのCHAOSの登場!
まずは外殻が付いた状態で戦います。
いよいよ本体との戦いです。
当然、攻撃は激しいですがここまでこれたプレイヤーならそんなに苦戦することもなく倒せると思います。
見事に撃破っ!!
まずはスコア精算です。
やっぱりシューティングゲームはスコアを競ってナンボでしょ!
敵基地からの脱出シーン。
ここではメガドライブではサポートされていない拡大縮小処理がされています。
エンドロールが流れて・・・
無事に基地へと帰還。
お約束のスタッフロールが流れて・・・
THE END
お疲れ様でした!!
というわけでメガドライブのサンダーフォースⅢを紹介致しました。
本当にね画像では伝わらない位に至るところで凄い演出がされています。
残念ながら私はYoutuberではないので紹介できないのが残念で仕方ありません・・・。
(Youtubeにいくらでも動画ありますけどね)
このゲームの凄さの1つして、当時としては珍しい家庭用からアーケードに移植されたっていう経緯もあります。
たしかに当時のアーケードのゲームよりはグラフィックは見劣りする部分はありますが。それでも当時のアーケードのシューティングゲームの中でも完成度では頭一つ出ていたのではないでしょうか?
それ位素晴らしい完成度のゲームでした。
ただアーケード版は慣れたプレイヤーだと中々死ななくなるので稼働はあまり稼げなかったらしいですけどね。(このゲームはクリアできるようになったらノーミスでどれだけスコアを稼げるかが肝になるゲームです)
未だに色々な機種で復刻されているゲームなので手に入れる(プレイする)のは比較的容易だと思いますのでシューティングゲームが好きなら是非一度プレイしていただきたいと思います。